HIV/AIDSについての正しい知識を身に付け、感染予防と偏見・差別の解消に努めましょう!!
エイズ(AIDS)とはどんな病気か?
体に備わっている免疫機能が働かなくなる病気です。
エイズは正式にはAIDS「後天性免疫不全症候群」といい、HIV「ヒト免疫不全ウイルス=通称エイズウイルス」の感染によって引き起こされる病気です。
HIVは治療をしなければ、増殖を続け、免疫機能の中心的な役割を担っているリンパ球(白血球の一種)をつぎつぎに破壊します。
その結果、免疫不全状態に陥り、様々な感染症や悪性腫瘍などを引き起こします。
これが、エイズです。
エイズはとても長い経過をたどる「HIV感染症」のある時期からの呼び名です。

HIV感染が急増しています
Unaids(国連合同エイズ計画)の報告によると、2008年一年間で新たにHIVに感染した人の数は270万人、AIDSにより死亡された人の数は200万人になると報告されており、2008年12月現在、HIV感染者数は3,340万人と推計されています。
わが国では、2009年一年間で新たにHIVに感染した人の数は1,008人、新規エイズ患者は420人で、依然として増加を続けています。
(*2009年の人数は速報値)
世界におけるHIV感染者情報はこちら (エイズ予防情報ネット)http://api-net.jfap.or.jp/status/world.html
HIVに感染するとどうなる?
HIV感染からエイズ発症まで
HIV感染=エイズではありません
HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。治療を受けないで自然に経過した場合、数年から十年間程度の無症状の長い潜伏期があります。無症候性キャリアと呼ばれるこの期間は、以前と変わらない生活を送ることができます。
しかし、体内にはHIVがありますので、気付かないで無防備な性行為をすると相手が感染する危険があります。
免疫力が低下してエイズ発症が近づくと、しつこい下痢やひどい寝汗、理由のない急激な体重減少などエイズ関連症候群が出てきます。
さらに免疫力が弱まってくると、健康時には問題にならない種類のかびや細菌などの病原体による日和見(ひよりみ)感染症や悪性腫瘍、神経障害などエイズの症状が現れてきます。
エイズの治療は進歩しています
今では慢性疾患の一つです
現在では医師による抗HIV剤の治療を受けることにより、エイズの発症を予防する、あるいは発症を遅らせることが可能になっています。
こうした治療は免疫力が低下する前から行うことでより高い効果が得られます。
また、エイズを発症しても日和見感染症などの治療が進んでおり、必ず死に至る病気ではなくなりました。
HIV感染症は、治療可能な慢性疾患の一つです。

感染する危険のある行為は?
HIVの感染源となるのは、精液・膣分泌液・血液・母乳です。
その感染経路は、性行為・母子感染・血液感染の3つです。
(1)性行為による感染・・・性器、肛門、口を介して
(2)母から子への母子感染・・・妊娠、出産、授乳をとおして
(3)血液による感染・・・注射器の共用(麻薬の静脈注射の回しうちなど)、輸血(*)
(*) 日本では、現在献血された血液は厳重な検査により安全性が確保されています。
しかしながら、輸血用血液は、現在の技術水準では極めて稀とはいえ、感染の可能性を完全には排除できません。
今、性行為による感染が増えています
現在ではほとんどが性行為による感染です。HIVを含む精液や膣分泌液などが性行為によって性器、肛門、口などの粘膜や傷口から体内に入り感染を起こします。

こんなことでは感染しません
・握手をしたり体に触れる ・空気、水
・せきやくしゃみ ・食事や回し飲み
・吊り革、手すり ・共同浴場、トイレ
・プール、シャワー ・理、美容
など日常生活
HIV感染は予防できます
HIVの感染予防は、性行為をしない(No Sex)か、する場合はより安全な性行為(Safer Sex)を守って行動することです。
より安全な性行為は、コンドームを正しく使用して、精液、膣分泌液、血液などが直接触れないようにすることです。
HIVは人を選びません。愛し合っていてもHIVがあれば感染する危険性があります。
コンドームを正しく使用すればHIV以外の性感染症も予防できます
一般的にクラミジア、梅毒、淋病などの性感染症に感染していると、
HIVの感染率は数倍高くなると言われています。
自分自身とパートナーの安全のために、コンドームの使用など予防行動をとることはあたりまえのこととして、お互いによく話し合いましょう。
感染の不安があるときはどうするの?
まず相談、検査を受ける
保健所(大阪市では保健福祉センター、堺市・東大阪市では保健センター、高槻市は保健所)の相談、検査は匿名で(実名や住所を知らせる必要はなく)プライバシーも守られます。費用は原則無料です。実施日時等は直接保健所又は大阪市の保健福祉センター、堺市・東大阪市の保健センター、高槻市保健所へお問い合わせください。
抗体検査は3ヶ月以上たってから

血液中にHIVの抗体ができるようになるまでに少なくとも6から8週間かかります。
12週間以上経過して受けると、より確実な結果が得られます。
感染を早く知ることが大切な理由
HIV感染の有無は検査を受けない限りわかりません。HIVに感染しても症状がないからです。
HIVの感染を早く知ることは、他者にHIVを感染させないためと、なによりも早期に医師にかかりエイズ発症予防などの治療を受けることができるからです。
検査目的の献血は絶対にやめましょう
献血された血液は、輸血による感染を防ぐため様々な検査が行われていますが、現在の技術水準でも感染の可能性を完全に排除することができません。輸血による感染者を出さないよう安全な血液供給のために検査目的の献血は絶対しないでください。
相談、検査、治療が整っています
相談・検査・治療体制は次のとおりです。

相談・検査・診療機関等一覧
平成23年6月1日現在
相談・検査(無料・匿名)
大阪府保健所(大阪市、堺市、東大阪市、高槻市を除く大阪府内)
年末年始(12月29日から1月3日)及び祝日は、原則として検査を実施いたしません。
茨木・四條畷・藤井寺・泉佐野の4保健所では、平成23年6月より即日検査を開始しております。
| 保健所 | 所 在 地 | 電話 | 最 寄 駅 | 検査実施日 | 受付時間 |
| 池田 | 池田市満寿美町3-19 | 072-751-2990 | 阪急宝塚線池田駅 | 毎月第1・2・3火曜日 | 13時30分から14時30分 |
| 豊中 | 豊中市中桜塚4-11-1 | 06-6849-1721 | 阪急宝塚線岡町駅 | 毎週火曜日※12月27日は休止
| 9時30分から10時30分 |
| 吹田 | 吹田市出口町19-3 | 06-6339-2225 | 阪急千里線吹田駅、豊津駅 | 毎月第2・3・4金曜日※12月23日は、12月2日に変更。 | 9時30分から10時30分 |
| 茨木 | 茨木市大住町8-11 | 072-624-4668 | JR東海道本線茨木駅、 阪急京都線茨木市駅 | 毎週木曜日 | 13時00分から14時00分 |
| 枚方 | 枚方市大垣内町2-2-2 | 072-845-3151 | 京阪本線枚方市駅 | 毎週火曜日 | 10時00分から11時30分 |
| 寝屋川 | 寝屋川市八坂町28-3 | 072-829-7771 | 京阪本線寝屋川市駅 | 毎月第1・3水曜日 | 9時15分から11時45分 |
| 守口 | 守口市梅園町4-15 | 06-6993-3131 | 京阪本線土居駅 | 毎週金曜日 ※5月13日、7月8日、7月29日、10月21日、3月30日は休止。 | 10時00分から11時00分 |
| 四條畷 | 四條畷市江瀬美町1-16 | 072-878-1021 | JR学研都市線四条畷駅 | 毎月第2・4火曜日 | 10時00分から11時00分 |
| 八尾 | 八尾市清水町1-2-5 | 072-994-0661 | 近鉄大阪線八尾駅 | 毎週木曜日 | 9時30分から10時30分 |
| 藤井寺 | 藤井寺市藤井寺1-8-36 | 072-955-4181 | 近鉄南大阪線藤井寺駅 | 毎週水曜日 ※12月28日、1月4日は休止。 | 9時30分から10時30分 |
| 富田林 | 富田林市寿町3-1-35 | 0721-23-2681 | 近鉄長野線富田林西口駅 | 毎月第1・3水曜日 | 13時00分から14時00分 |
| 和泉 | 和泉市府中町6-12-3 | 0725-41-1342 | JR阪和線和泉府中駅 | 毎月第2・4水曜日 ※祝日振り替え | 9時30分から11時00分 |
| 岸和田 | 岸和田市野田町3-13-1 | 072-422-5681 | 南海本線岸和田駅 | 毎月第1・3火曜日 | 13時30分から14時30分 |
| 泉佐野 | 泉佐野市上瓦屋583-1 | 072-462-7701 | 南海本線井原里駅 | 毎月第1・3月曜日 | 13時00分から14時00分 |
※検査日時については、変更となる可能性がありますのでご確認ください。
※道順等の詳細については、各保健所へ直接お問い合わせください。
大阪市保健福祉センター(大阪市内、詳細はここをクリック)(外部サイト)
※検査受付曜日等は、保健センターにより異なりますので、事前に各保健センターへ直接ご確認ください。
保健福祉センター名 | 所在地 |
北 区 | 大阪市北区扇町2−1−27 |
中 央 区 | 大阪市中央区久太郎町1−2−27 |
淀 川 区 | 大阪市淀川区十三東2−3−3 |
堺市保健センター(堺市内、詳細はここをクリック)(外部サイト)
※検査受付曜日等は、保健センターにより異なりますので、事前に各保健センターへ直接ご確認ください。
保健センター | 電話 | 保健センター | 電話 | |
中 | 072−270−8100 | 西 | 072−271−2012 | |
北 | 072−258−6600 | 東 | 072−287−8120 | |
南 | 072−293−1222 | ちぬが丘 | 072−241−6484 | |
堺 | 072−238−0123 | 美原 | 072−362−8681 |
※所在地、最寄駅等の詳細については、各保健センターへ直接お問い合わせください。
東大阪市保健センター(東大阪市内、詳細はここをクリック)(外部サイト)
※検査受付曜日等は、保健センターにより異なりますので、事前に各保健センターへ直接ご確認ください。
保健センター | 電話 | 保健センター | 電話 | |
東 | 072−982−2603 | 中 | 072−965−6411 | |
西 | 06−6788−0085 |
※所在地、最寄駅等の詳細については、各保健センターへ直接お問い合わせください。
高槻市保健所(高槻市内、詳細はここをクリック)(外部サイト)
※検査受付曜日等は、事前に保健所へ直接ご確認ください。
保健所 | 電話 |
高槻 | 072−661−9332 |
※所在地、最寄駅等の詳細については、保健所へ直接お問い合わせください。
検査(無料・匿名)
Chotcastなんば(大阪検査相談・啓発・支援センター)
*再開のお知らせ
改装工事のため一時休止しておりましたchot Cast なんばにおける検査・相談業務は、平成23年5月10日より再開します。
火曜日は5月10日、木曜日は5月12日、土曜日は5月14日、日曜日は5月15日から開始となります。
なお、金曜日検査は木曜日に変更となりました。
財団法人 大阪予防医学協会
*平成23年3月24日をもって検査・相談業務は終了ました。
診療
○大阪府内のエイズ拠点病院(順不同)
医療機関名 | 所 在 地 | 電話 |
高槻市大学町2−7 | 072−683−1221 | |
枚方市星丘4−8−1 | 072−840−2641 | |
吹田市山田丘2−15 | 06−6879−5111 | |
豊中市刀根山5−1−1 | 06−6853−2001 | |
守口市文園町10−15 | 06−6992−1001 | |
大阪市都島区都島本通2−13−22 | 06−6929−1221 | |
大阪市中央区法円坂2−1−14 | 06−6942−1331 | |
東大阪市西岩田3−4−5 | 06−6781−5101 | |
大阪市阿倍野区旭町1−5−7 | 06−6645−2121 | |
大阪市住吉区万代東3−1−56 | 06−6692−1201 | |
羽曳野市はびきの3−7−1 | 072−957−2121 | |
堺市北区長曽根町1180 | 072−252−3021 | |
堺市堺区南安井町1−1−1 | 072−221−1700 | |
大阪狭山市大野東377−2 | 072−366−0221 | |
河内長野市木戸東町2−1 | 0721−53−5761 | |
泉佐野市りんくう往来北2−23 | 072−469−3111 |
※詳細については、各医療機関へ直接お問い合わせください。
大阪府エイズテレホンサービス(24時間使用可)
電話: 06−6942−9520
大阪府エイズ電話相談(月から金曜日 9時00分から18時00分、祝日、年末年始を除く。)
電話: 06−6941−0456
このページの作成所属
健康医療部 保健医療室地域保健感染症課 感染症グループ
