妊娠中や産後には「急にイライラする」、「なぜだか涙がとまらない」、「子どもが可愛いとは思えない」など、精神的に不安定になりやすい時期であり、10%から15%の方が「産後うつ」を発症するといわれています。 精神的に不安定な状態は、母子間の愛着形成にも影響し、育児困難、児童虐待などにつながる可能性があるため丁寧な対応が必要です。
とりわけ、妊産婦の自殺は、家族を含む周囲の方への影響が非常に大きいため、自殺予防の観点からも産前・産後を通じた精神的なサポート体制を構築する必要があります。
そのため、大阪府では、大阪母子医療センター内に「大阪府妊産婦こころの相談センター」を開設し、精神科医師、産婦人科医師、保健師、心理士などの専門職員が精神的な不調を抱える妊産婦の方や家族等を対象に電話相談などの相談支援を行っています。また、市町村の保健センターや福祉部門などの支援機関の方への専門的な助言も行っています。
≪内容≫
≪電話相談≫
≪運営体制≫
このページの作成所属
健康医療部 保健医療室地域保健課 精神保健グループ
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