金剛生駒紀泉国定公園

更新日:2016年4月1日

 金剛生駒紀泉国定公園は、大阪府と奈良県にまたがる、生駒、葛城、金剛、岩湧などの優れた山脈景観と、その裾野に点在する社寺、旧跡などの価値が高く評価され、昭和33年4月10日、「金剛生駒国定公園」として指定されました。 その後、平成8年10月には和歌山県との府県境に連なる自然豊かな和泉葛城山系が編入され、名称も「金剛生駒紀泉国定公園」と改められました。現在は、ハイキングや自然観察など年間約1,900万人が利用しています。

◆概要
・総面積 23,119ha
・特色
  総括:金剛山地、生駒山地及び和泉葛城山系から成る公園
      奈良時代・南北朝時代の史跡
  景観・地形地質:花崗岩地塁山脈 和泉砂層山地
  動物:ニホンイノシシ、クマタカ、カラ類、キツツキ類
  植物:ブナ自然林(金剛山、葛城山山頂部)


金剛生駒紀泉国定公園は、昭和33年に「金剛生駒国定公園」として指定されて以来、多くの人々に親しまれていますが、平成8年10月、豊かな自然・歴史・文化資源を有する和泉葛城山系(河内長野市南西部から泉南市堀河地区)が金剛生駒国定公園に編入され、名称も「金剛生駒紀泉国定公園」に変更されました。

 和泉葛城山系は、大正12年に国の天然記念物に指定された和泉葛城山のブナ林をはじめ、環境省の特定植物群落にも選ばれた牛滝山や犬鳴山の自然林、三重の滝等豊かな森と水系から成り立っています。また、牛滝山大威徳寺や犬鳴温泉などの観光資源に恵まれていることに加え、関西国際空港や淡路島、紀ノ川、和歌山平野、遠くは大台・大峯の山々の大観が望めるなどの優れた眺望も有しています。

 また、平成15年4月には、泉南市信達葛畑に 府民の森ほりご園地 里山の自然学校「紀泉わいわい村」がオープンしました。この施設は、環境と共生していた里山のくらしを再現し、里山の生活体験や自然体験が楽しめる滞在型の施設で、キャンプや茅葺き風コテージでの宿泊のほか、様々な体験プログラムが実施されています。


ブナの写真

草原の画像

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このページの作成所属
環境農林水産部 みどり推進室みどり企画課 総務・自然公園グループ

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