「なにわの伝統野菜」とは | ||
| 大阪は 江戸時代「天下の台所」と呼ばれたように、古くから食文化が栄え、その食文化を支える大阪独特の野菜が多数ありました。しかし、戦後、農産物の生産性を上げるための品種改良や農地の宅地化、食生活の洋風化が進み、地域独特の歴史や伝統を有する品種が次々に店頭から消えていきました。 近年、こうした伝統ある野菜を見直そうという機運が高まり昔ながらの野菜を再び味わってもらえるよう、大阪府では関係機関と協力し、各地域の農業者が守ってきた「なにわの伝統野菜」の発掘と復活に取り組んできました。
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なにわの伝統野菜の原産地市町村 | ||
なにわの伝統野菜17品目 | |||||||
毛馬胡瓜(けまきゅうり) | |||||||
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大阪市都島区毛馬町が起源とされる黒いぼきゅうり。果実は長さが約30センチメートル 、太さ約3センチメートル で、果実の先端部よりの3 分の2 は淡緑白色からやや黄色気味となり、末端部には独特の苦みがある。果肉は歯切れよく、奈良漬けに重宝されていた。現在、「毛馬きゅうり粕漬」は「毛馬きゅうり浅漬」とともに大阪府Eマーク食品として認定されている。
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玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり) | |||||||
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大阪城の玉造門(黒門)付近が発祥地。果実は長さ約30センチメートル 、太さ約10センチメートルの長円筒型。色は濃緑色で、8から9条の白色の鮮明な縦縞がある。 | |||||||
勝間南瓜(こつまなんきん) | |||||||
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大阪市西成区玉出町(旧勝間村)が発祥地。1キログラム程度の小型で縦溝とコブのある粘質の日本かぼちゃ。果皮は濃緑色だが、熟すと赤茶色になり甘みが増す。 | |||||||
金時人参(きんときにんじん) | |||||||
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江戸時代から昭和初期にかけて大阪市浪速区付近の特産であり、「大阪人参」と呼ばれていた。根の長さは約30センチメートルで深紅色、肉質は柔らかく甘味と香気が強い。 | |||||||
大阪しろな(おおさかしろな) | |||||||
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江戸時代から栽培が始まり、大阪市の天満橋付近で栽培が盛んだったため、「 天満菜(てんまな)」とも呼ばれる。 早生種、中生種、晩生種があるが、いずれも葉柄(ようへい)が鮮明な白色で平軸である。 | |||||||
天王寺蕪(てんのうじかぶら) | |||||||
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大阪市天王寺付近が発祥で、葉の切れ込みが深い切葉と葉の切れ込みが浅く葉の形が丸い丸葉の2系統がある。いずれも根は純白扁平で甘味が強く、肉質が緻密である。蕪が地面から浮き上がったように成長することから「浮き蕪」とも呼ばれていた。野沢菜の祖先という言い伝えがある他、与謝蕪村や正岡子規にも詠まれている。天王寺蕪の漬物は絶品で、「天王寺蕪浅漬」及び「天王寺蕪粕漬」は大阪府Eマーク食品として認定されている。 | |||||||
田辺大根(たなべだいこん) | |||||||
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大阪市東住吉区の田辺地区の特産であった白首(しろくび ) 大根。根の形は白色の円筒形で、末端が少し膨大して丸みを帯び、葉には毛(もう)じと呼ばれるトゲがない。肉質は緻密、柔軟で甘味に富む。 | |||||||
芽紫蘇(めじそ) | |||||||
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明治時代初期、大阪市北区源八付近で栽培がさかんであったため、芽紫蘇等の芽物が「源八(げんぱち)もの」と呼ばれるようになった。青芽と赤芽があり、独特の香気と色合いをもつ。 | |||||||
服部越瓜(はっとりしろうり) | |||||||
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高槻市の塚脇地区で江戸時代から栽培されている。果実は淡緑白色で淡く白い縞があり、30センチメートル程度まで大きくなる。糟漬けにすると食感がよく、現在でも「富田漬」等の名称で販売されている。 | |||||||
鳥飼茄子(とりかいなす) | |||||||
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摂津市の鳥飼地区で江戸時代から栽培されている丸なす。京都の賀茂(かも)なすに似るが、やや下ぶくれで、皮が柔らかく、果肉が緻密で独特の甘味がある。 | |||||||
三島独活(みしまうど) | |||||||
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茨木市を中心に三島地域で江戸時代から栽培されている。独特な促成軟化技術で純白で太く大きく、香り高く柔らかな食感なものが生産されている。 | |||||||
吹田慈姑(すいたくわい) | |||||||
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吹田市で江戸時代以前から自生していたクワイ。現在流通している大型の中国クワイとは異なる小型のクワイで、えぐ味が少なく、栗のようなほくほくした甘さがある。 | |||||||
泉州黄玉葱(せんしゅうきたまねぎ) | |||||||
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泉南地域で明治時代に選抜された黄色玉ねぎ。代表的な品種は、 今井早生(いまいわせ)や貝塚極早生(かいづかごくわせ)がある。食感はみずみずしく柔らかく、甘味が強い。早生のものほど、形が扁平となる。 | |||||||
高山真菜(たかやままな) | |||||||
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| 豊能町高山地区で江戸時代から栽培されているアブラナ科のつけな類。全長が20から30センチメートル で、茎の部分が柔らかく甘みがあり、なばなとしても利用できる。 | |||||||
高山牛蒡(たかやまごぼう) | |||||||
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| 豊能町高山地区で江戸時代から栽培されている牛蒡。太いものは中が空洞になり、つめもの料理に向く。香りが良く、柔らかいのが特徴。 | |||||||
守口大根(もりぐちだいこん) | |||||||
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碓井豌豆(うすいえんどう) | |||||||
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| 明治時代に羽曳野市碓井地区にアメリカ合衆国から導入され、改良されたむき実用えんどう。小型でさやと豆の色合いが淡いが、甘みが強い。 | |||||||
このページの作成所属
環境農林水産部 農政室推進課 地産地消推進グループ

