NaIシンチレーションサーベイメータを用いて、敷地境界4箇所や焼却炉、灰ピット等で、受入前1日1回(5日間)、受入中(試験焼却を行った2日間)に1日1回測定を行いました。
受入中に測定した測定値と受入前に測定した平均値(バックグラウンド)の差が基準(0.19マイクロシーベルト/時未満)を満たすことを確認しました。
舞洲工場における空間放射線量
焼却灰〔主灰・飛灰〕について、受入中に1号炉(通常ごみのみを焼却)・2号炉(通常ごみに災害廃棄物を20%混焼)のそれぞれの測定を行いました。
排水、排水汚泥は、受入前1回、受入中1回測定を行いました。
排ガスについては、受入前に、1号炉2号炉(いずれも通常ごみのみを焼却)それぞれについて1回、受入中に1号炉(通常ごみのみを焼却)と2号炉(通常ごみに災害廃棄物を20%混焼)のそれぞれについて1回、測定を行いました。
焼却灰、排水汚泥については「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理に関する指針」で示す基準(2,000Bq/kg以下)、排水、排ガスについても指針で示す基準を満たすことを確認しました。
測定対象 | 放射性物質 | 1号炉 (通常ごみのみを焼却) | 2号炉 (通常ごみに災害廃棄物 を20%混焼) | 基準 |
---|---|---|---|---|
主灰 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (3) | N.D. (3) | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (4) | N.D. (3) | ||
合計 | N.D. | N.D. | 2,000以下 | |
飛灰 (バグフィルタ下部灰 ・薬剤処理前) | セシウム134 (検出下限値) | 11 (7) | 13 (8) | − |
セシウム137 (検出下限値) | 26 (9) | 25 (8) | ||
合計 | 37 | 38 | 2000以下 |
※試料採取日:平成24年11月30日(測定結果は試料採取日の濃度に補正した値です)
※ N.D. : Not Detected ・・・ 測定できる最低値(検出下限値)に満たず、検出できなかったことを意味します。
※飛灰の測定値は、「Dry(乾燥状態)」でも同じ値です。
⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください [PDFファイル/81KB]
測定対象 | 放射性物質 | 本格処理の | 基準 |
---|---|---|---|
主灰 (1号・2号混合) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (5) | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (4) | ||
合計 | N.D. | 2,000以下 | |
飛灰 (1号・2号混合、薬剤処理後) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (6) | − |
セシウム137 (検出下限値) | 9 (6) | ||
合計 | 15 (※) | 2,000以下 |
(※)飛灰の放射性セシウム濃度は、セシウム134がN.D.(不検出)、セシウム137が9ベクレル/キログラムでした。
合計値について、検出されたセシウム137の数値をもって9ベクレル/キログラムとする考え方もありますが、より安全側に立った評価とするため、セシウム134の検出下限値である「6」を用いて合計し、「15」としています。
※試料採取日:平成24年11月22日(測定結果は試料採取日の濃度に補正した値です)
※ N.D. : Not Detected ・・・ 測定できる最低値(検出下限値)に満たず、検出できなかったことを意味します。
※飛灰のセシウム137の測定値は、「Dry(乾燥状態)」では、11Bq/kgとなります。
⇒測定結果の詳細については、こちらをご覧ください [PDFファイル/73KB]
測定対象 | 放射性物質 | 単位 | 受入前 | 受入中 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|
排水 | セシウム134 (検出下限値) | ベクレル/リットル (Bq/L) | N.D. (0.4) | N.D. (0.4) | (※)の式によって算定した値が1以下 |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.4) | N.D. (0.4) | |||
合計 | N.D. | N.D. | |||
排水汚泥 | セシウム134 (検出下限値) | ベクレル/キログラム (Bq/kg)〔Wet〕 | N.D. (6) | N.D. (4) | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (5) | N.D. (2) | |||
合計 | N.D. | N.D. | 2,000以下 |
※試料採取日:受入前 平成24年11月22日(測定結果は試料採取日の濃度に補正した値です)
受入中 平成24年11月30日(測定結果は試料採取日の濃度に補正した値です)
※ N.D. : Not Detected ・・・ 測定できる最低値(検出下限値)に満たず、検出できなかったことを意味します。
(※) 算定式: | セシウム134の濃度(Bq/L) | + | セシウム137の濃度(Bq/L) |
60(Bq/L) | 90(Bq/L) |
焼却炉 | 測定対象 | 放射性物質 | ろ紙部 | ドレン部 | 活性炭部 | 合計 | 基準 |
1号炉 | バグフィルター入口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
バグフィルター出口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | ||
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
煙突入口(脱硝反応塔出口) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | (※)の式によって | |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
2号炉 | バグフィルター入口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. | |||
バグフィルター出口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | ||
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
煙突入口(脱硝反応塔出口) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | (※)の式によって | |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.1) | N.D. | N.D. |
(※) 算定式: | セシウム134の濃度(Bq/m3) | + | セシウム137の濃度(Bq/m3) |
20(Bq/m3) | 30(Bq/m3) |
焼却炉 | 測定対象 | 放射性物質 | ろ紙部 | ドレン部 | 活性炭部 | 合計 | 基準 |
1号炉 | バグフィルター入口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
バグフィルター出口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | ||
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
煙突入口(脱硝反応塔出口) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | (※)の式によって | |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
2号炉 | バグフィルター入口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | − |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.2) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
バグフィルター出口 | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.3) | N.D. (0.1) | N.D. | ||
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | |||
煙突入口(脱硝反応塔出口) | セシウム134 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. (0.1) | N.D. | (※)の式によって | |
セシウム137 (検出下限値) | N.D. (0.1) | N.D. (0.2) | N.D. | N.D. |
(※) 算定式: | セシウム134の濃度(Bq/m3) | + | セシウム137の濃度(Bq/m3) |
20(Bq/m3) | 30(Bq/m3) |
大阪市では、放射能濃度以外の測定も行っています。
測定結果については、こちらをご覧ください。 ⇒ 大阪市ホームページ(外部サイト)
このページの作成所属
環境農林水産部 循環型社会推進室資源循環課 施設整備グループ
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