ツブ貝(バイ貝)による食中毒にご注意!

更新日:2014年6月26日

 エゾバイ科のエゾボラモドキ、ヒメエゾボラ、チヂミエゾボラ等の巻貝はツブ貝(バイ貝)という俗称で流通し、食用にされています。

 この巻貝の唾液腺にはテトラミンという毒素が含まれており、食べて30分から2時間後に頭痛・めまい、しびれ等の症状が現れます。通常2時間から3時間で回復し、死亡例はありません。
エゾボラモドキの写真
(写真はエゾボラモドキ)


この毒素は加熱しても分解されませんので、エゾバイ科の巻貝を調理する場合には、必ず唾液腺を除去してから調理して下さい。


唾液腺の除去の方法

バイ貝処理手順の写真1貝の身を取り出し、赤線の部分から肉質膜の下の部分が見えるように切断してください。
バイ貝処理手順の写真2赤丸部分が唾液腺の場所になります。

(写真提供 埼玉県川越市保健所) 

バイ貝の処理方法のイラスト

滋賀県のホームページから引用

このページの作成所属
健康医療部 生活衛生室食の安全推進課 監視指導グループ

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