近鉄奈良線の若江岩田駅から東花園駅付近の約3.3kmにおいて、鉄道を高架化することにより9箇所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。
◎事業名称:近鉄奈良線(東大阪市)連続立体交差事業
◎延長:約3.3km
◎踏切除却数:9箇所(平成26年9月除却済)
◎事業主体:大阪府
◎都市計画事業認可取得:平成5年2月4日
◎総事業費:約713億円
平成 4年 都市計画決定
平成 5年 都市計画事業認可
平成15年 工事着手(仮線工事着工)
平成17年 仮上り線(難波行)切替 ・ 仮下り線(奈良行)切替
平成22年 下り線(奈良行)高架切替
平成26年 上り線(難波行)高架切替
当該地域は大阪府の東部に位置し、大阪都心から約1kmの所にあり、これまで近郊都市として発展してきました。
近鉄奈良線は、東大阪市を東西に横断し、大阪と奈良を結ぶ重要な公共交通機関として今日まで地域の発展に寄与しており、既に布施駅付近では立体交差化が完了しています。
近年の周辺地域の発展とともに東大阪市域における道路交通の混雑状況は著しく、とりわけ、大阪中央環状線から大阪外環状線(国道170号)間では、踏切部における交通渋滞や鉄道による市街地の分断など、都市の均衡のとれた発展が阻害されています。
このため、大阪府が事業主体となり、大阪中央環状線から大阪外環状線(国道170号)までの近鉄奈良線約3.3km間の鉄道高架工事と関連側道整備を行います。
このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室鉄道推進課 連立・鉄軌道グループ
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