How to 統計グラフ(1)  棒グラフ・絵グラフ編

更新日:2013年9月10日

(1)棒グラフの作り方

    
     
 例図 棒グラフ


★ 作成の手順として、まず、表の中で用いる数値の整理をし、どの程度の概数を用いるかを考えます。
   最大の棒の長さ、棒の個数と用紙の大きさを考えて単位、1目盛りの大きさ、棒の幅など決めて書きます。
   
★ 全体の紙面の大きさに対して、なるべく均衡のとれたものにします。必要に応じて波線を入れるようにします。
  波線

 1. 表題を書きます。(例図では「○○市1人あたりのゴミの処理量」と書きます。)   
 2. 横軸を書きます。横軸は、左側から棒の長い順に並べるのが普通ですが、【例図】のように時間的順序や慣習的な順序で並べたほう
    がわかりやすい場合もあります。(例図では「年度」を書きます。)
 3. 縦軸を書きます。目盛りは、最大が書けるようにします。「0」は必ず書きましょう。 (例図では「ゴミの処理量の目盛り」を書きます。)
 4. 縦軸、横軸に目盛りの単位を書きます。(例図は縦軸に「kg」を書きます。)
 5. 棒を量や数にあわせて書きます。棒と棒の間隔は、棒の幅の1/2から1/3ぐらいが見やすくなります。また、棒を重ねる場合、原則として
    大きな棒が後ろ側になります。組み合わせは、3本までが適当な見やすさです。
 6. 脚注を書きます。出所を示し、どの資料を利用してグラフを作ったかがわかるようにします。
    (例図では「出所:○○市環境局」と書きます。)
               
      

(2)絵グラフの作り方

  例図 絵グラフ

★ 基本は棒グラフの作り方と同じです。グラフの数や量を絵で表します。絵を使ったグラフは、ひと目で内容がわかるので、見る人の印象に
   残りやすくなります。

   1. 表題を書きます。(例図では「大阪府の地域別世帯数(平成22年10月1日)」と書きます。)
   2. 横軸を書きます。横軸は、【例図】のように左側から棒の長い順に並べるのが普通ですが、時間的順序や慣習的な順序で並べた
      ほうがわかりやすい場合もあります。(例図では「地域名」を書きます。)
   3. 縦軸を書きます。目盛りは、最大が書けるようにします。「0」は必ず書きましょう。(例図では「世帯数」を書きます。)
   4. 縦軸、横軸に目盛りの単位を書きます。(例図は縦軸に「世帯」、横軸に「地域」と書きます。)
   5. 該当の絵を量や数にあわせて書きます。種類によって表す絵がバラバラにならないように、1つの絵が表す単位をそろえましょう。
      (グラフの上に数量を書くとよりわかりやすくなります。)
   6. 1つの絵がどのような単位を表すのかを示しておきます。形や大きさをそろえます。
   7. 脚注を書きます。出所を示し、どの資料を利用してグラフを作ったかがわかるようにします。
      (例図では『出所:大阪府統計課 「大阪府の人口及び世帯数」より』と書きます。)

このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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