第8章 電気・ガス・上下水道(解説)

更新日:2011年4月20日

平成22年度大阪府統計年鑑

電気

 平成21年度における電灯需要の契約口数をみると、509万6230口にのぼり、前年度の507万7719口に比べ0.4%(1万8511口)の増加となった。その内訳をみると、従量制が439万2825口(前年度比0.3%増)となっている。また、使用電力量は2015万7392Mwhで、前年度に比べ1.2%の減少となり、1口当たりの年間使用量は3955Kwh(前年度比1.5%減)となった。
 一方、電力需要についてみると、契約口数は42万1474口で、前年度に比べ2.0%の減少となった。使用電力量は24億1106万2千Kwhとなっている。

使用電力量・契約口数の推移グラフ

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ガス

 平成21年度中の大阪ガス株式会社における都市ガスの生産量は57億3013万m3で、前年度の59億1975万m3に比べ3.2%の減少となった。
 また、消費量は37億6577万m3で、前年度に比べ5.4%の減少となった。これを内訳でみると、工業用が16億8263万m3で、前年度に比べ10.2%の減少となり、商業用が5億4296万m3で、前年度に比べ3.9%の減少、公用が1億5790万m3で、前年度に比べ5.9%の減少、医療用が1億6666万m3で、前年度に比べ0.2%の減少となり、家庭用が12億1788万m3で、前年度に比べ0.1%の減少となっている。
 なお、大阪府内の需要家の総数は394万7868戸で、前年度に比べ0.6%の増加となっている。

地域別都市ガス消費量の構成比グラフ

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上下水道

上水道

 平成21年度における上水道の総給水量をみると、年間給水量は11億7737万m3で、前年度に比べ1.7%の減少となっている。これを地域別にみると、大阪市地域が4億4168万m3で、全体の37.5%を占めている。
 栓数は322万4121件で、前年度に比べ0.3%の減少となっている。
 また、1人1日平均給水量は330 ℓで、前年度に比べ1.2%の減少となっている。これを市町村別にみると、1位が大阪市の447 ℓで、以下、泉佐野市の411 ℓ、岬町の375 ℓの順となっている。
 工業用水の使用状況をみると、1日当たりの総使用量は、前年比4.5%減の563万4323m3となっている。
 このうち、淡水の使用量は466万8018m3で、前年に比べ4.6%の減少となっており、全体の82.8%を占めている。これを水源別(淡水)にみると、回収水が大半の87.4%を占めており、その内訳は、石油・石炭が40.6%、鉄鋼が25.3%、化学が23.3%と、この3業種で回収水全体の89.2%を占めている。

下水道

 府内における平成21年度末の下水道の普及率をみると、整備人口が93.7%で、前年度より0.5ポイントの上昇となっている。このうち、大阪市地域は100%で、全域に普及している。

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このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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